ご挨拶

当サイトをご覧いただきありがとうございます。

昨今の心臓血管外科領域は医療技術進歩が早く、常に革新的な治療法が開発されています。
我々は医師でありますからその治療法が一般化する前に導入していくと同時に自身も新しい治療法を日々研究そして情報を発信していかなければならないと考えています。本研究会はその中でも、自分の心臓周囲にある膜を使って大動脈弁を作り直す手術・自己心膜による大動脈弁再建術治療法という治療法に特化して研究しています。

この治療法は世界に先駆けて日本で開発されたとても新しい医療法です。

しかし心臓弁治療は長期の耐久性が求められる特殊な領域ですので、本団体はこの治療法の安全な普及と10年以上の研究を目指して数名の医師から発足しました。

現在では50の施設が参加しており、各施設の成績はインターネットを使った独自のデータベースシステムにより管理できるようになりました。本研究会の教育普及活動及び研究によってこの治療法が日本だけでなく世界に安全に普及し、助かる命が少しでも増えればと常に考えております。

病院なんて行かないほうがいいに決まっています。私も大嫌いです(勤め先としては好きですが)。でも、もしそうせざるを得なくなったら仕方ないのが病気です。様々な治療法がありますが、私達医師はどこにも負けないよう日々勉強し患者さんの病気に立ち向かえる準備をしてお待ちしております。

このサイトを通して病気と戦う方には安心を、医療従事者には新しい技術を安全に届けられ、患者さんに大きな利益と後世の医療に貢献できるように日々努力してまいります。

もしお悩みの患者さんや一緒に治療法の導入研究をしていただける医師の方がいらっしゃいましたら、関連情報のタブより、お問い合わせを使ってご連絡ください。スタッフより対応させていただきます。

謹白

事務局代表
宮本 伸二